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(2009-08-24)
ブログを更新していると、「そんな暇があるんだったら、原稿を書け…」と思われるんじゃないかと思ってびくびくしますが、パソコンの前で煮詰まるときほど、むしろ書いていることも多く…(←言い訳)。

社会学ってつくづく、結局本がないと何も書けないんだなぁということを実感しています。そうでないひともいるのかもしれないけれど、少なくともわたしはそう。

初めて就職して、研究室をもったとき、家のなかの本が研究室に収納されて、一瞬だけ広くなりましたが、やっぱり増殖しています。なぜかというと、…恐怖の2冊もちをしてしまうから。

必要な本って、どちらかに重点を決めてえいって置いてしまえばいいんでしょうけれど、やっぱり研究室と家を往復して、必要なときに「ああー、あちらに置いてあるままだー」っというようになり、簡単にアマゾンにいってしまうと、「まぁクリックすれば明日には届くし(下手をしたら当日)」と思って、ついつい、人差し指に力を入れてしまって、どんどん増殖。下手をすると、家(研究室)にないと思って買ったら、あったりするので、ルソーの『エミール』の下巻は、4冊くらい買ったような気がする(なぜ下巻なのかはわかるひとにはわかると思います)。文庫本は特になくなりやすい。

でもクレジットカードの明細をみたら、公共料金の支払いとオールアマゾンだけで、すごい金額になっていた月があって流石に怖くなって自粛しようと思っています。何のための図書館だー!!

とはいっても、図書館を当てにしないのが習い性になっていて、これではいけないと思って、今日図書館で25冊くらい(ごそっと棚が空いていました…)借りようとしたら、1冊延滞が判明し、研究室にもう一度取りに行って、その途中で用事をしたら、肝心の本をまた研究室に忘れてしまい、と何往復もしてしまいました。何なんだ…。

今日必要だと思って借りた本が25冊で、結局、他の研究室の本を足してみると、原稿を書く時に、やっぱり100冊くらいは必要なんですね。記憶に頼って書くと危険だし。さっき『女性史は可能か』を最初から読み直して、「ああー、わたしが言及したのは、『女の歴史を批判する』のほうだったかも」と思い不安になりましたが、やっぱりあっていて、ちょっとホッとしました(まだ書きあげていないからいいんですけれどね)。

司法試験の勉強をしている友人が昔、「一日最低6時間は勉強することが必要。それがあって初めて、今まで覚えたことを忘れないで済むの。8時間すれば、実質2時間勉強が前進したことになるのよ」といっていましたが、今はその言葉の意味が良くわかります。わたしたち研究者も、長くやっているとどんどんと覚えるべき内容が増えてきて、それでいて人間だから忘れやすくもなります。つねに新しい知識を入れるだけではなく、今までの知識を忘れないように勉強せねば。最悪なのは、若いときには勉強したのに、そのあと勉強するのをやめてしまうことで、そうなると学生さんに古い自分の知っていることだけをゴリゴリと押し付けることになりますから、それは本当に最悪だなぁと思う。

なんだかいつも同じようなことばっかり書いている気がするのは、どうしてなのかしら? ははは…。


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今まで書いた論文の一部を紹介します
日本型近代家族―どこから来てどこへ行くのか
千田 有紀
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日本の近代家族について。ここ10年ほど書きためたものと、1990年代以降の変化を踏まえて日本の近代家族をどうとらえればいいのかの書き下ろし。
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いちおう上野さんの退職記念論文集です。あまりない形式かもしれませんが…。
喪男の社会学入門 (アフタヌーンKC)
カラスヤ サトシ 千田 有紀
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アフタヌーンKCから出ていますが、いちおう対談本です。 もちろんカラスヤさんのマンガもふんだんに。
女性学/男性学 (ヒューマニティーズ)
千田 有紀
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  『資料 日本ウーマン・リブ史』について書きました。これは珍しく、思っていることを存分に書けた気がします。   画像がでませんが、戦後核家族論について書きました。
脱アイデンティティ
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ポジショナリティ論について書きました。いろいろあって、少し舌足らずかもしれません。今ならもう少し違ったように書けると思うのですが、そのときにしか書けないものもあるのかなとも思います。
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ネオリベラリズムとフェミニズムについてまとまったものを書いたのはこれが初めてでした。 「戸田貞三『家族構成』」、「有賀喜左衛門『日本家族制度と小作制度』」、「中根千枝『家族の構造』」について。渋いところですけど、面白いですよ。
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ラジオ講座のテクストです。とにかく綿密にチェックしていただいて、びっくりしました。かなりじっくり書きました。
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